広告できました

こんばんは まめこ です。

昨年末、締切だった広告がやっと仕上がりました。
年明けで良いですよと言っていただき、
結局、今日お渡ししました。

初めての広告。
興味を持ってくださる方がいたらいいなあと思います。

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

今年のお正月は、自宅でのんびりです。
伸夫さんと息子は、工作を楽しんでいます。
木製のハンドスピナーを作るそうです。
設計図も書いて気合十分。
どんなハンドスピナーができるかな?

私は、今年の元旦は何もせず、こたつでみかん!
と思っていましたが、今からちょっと練習しよう。
1月に発表会があるのです。
今月は発表会まで毎日必ず弾こう!と思ってます。
こたつでみかんはその後にします・・・。

みなさまはどのような一日をお過ごしでしょう。
また今年も、工房の様子等お伝えできたらと思っています。
今年もどうぞよろしくお願いします。

あと2日

こんばんは まめこ です。

今の心境はこんな感じ・・・
年内に仕上げなければならない広告の原稿がまだできてません。
あと2日・・・焦ってきました。
年賀状同様、もう3週間くらい前から考えているのですが
これにしよう!と思えるものが、思い浮かばないのです。
デザインって難しい。

年内に仕上げて、のんびり年越ししたいです。

よ~し、あと48時間。
がんばります!

今年もなんとか間に合いました

こんにちは まめこ です。

工房の年賀状をやっと出してきました。
「年賀状は25日までに投函してください。」
というお知らせは何度も見ているものの、
なかなかアイデアが浮かばずどうしようかと考えていましたが、
昨日、なんとかデザインを決めて、
今日、仕上げて投函してきました。
毎年のことながら、なんとか間に合いました。

今年は消しゴムハンコを使ったデザインにしました。
なんてことのないデザインなのですが、決めるのに2週間ほどかかりました。
出来上がると嬉しい。
ハンコ作りも楽しいし、押すのも楽しい!
もっとたくさんの方に送りたい気分です。

来年はどんなデザインにしようかな。
今から楽しみです。

来年こそ!

こんばんは まめこ です。

昨日、今井信子さんの「憧れ」を読み終えました。
まっすぐにヴィオラに向かわれる姿に感動。
一気に読みました。
とても気持ちが晴れやかになりました。

巻末にCDがついていました。
読み終えて聴くと、更に感動が深まります。
ジョージ・フレデリック・ヘンデル作曲(細川俊夫編曲)の
「わたしを泣かせてください」という曲だそうです。
いい曲です。
いい音です。

来年こそヴィオラスペースに行こうと思います。
ヴィオラの音に浸りたいです。

練習納め&忘年会でした

こんばんは まめこ です。

昨日、弦楽アンサンブルの練習納めでした。
3月の演奏会に向けて、ヴィヴァルディの冬の練習。
先生の細やかなご指導のもと、2時間半があっという間に終わりました。

そしてお待ちかねの忘年会。
ほぼ全員出席で、わいわい楽しく飲んで食べて過ごしました。

そういえば・・・
私の大学時代はそれぞれのパートでよく飲み会をしていました。
バイオリン会はひたすら遊ぶ。
ビオラ会はひたすら食べる。
チェロ会はひたすら飲む。
コントラバス会は特になく、どの飲み会にも必ずいる。
そんな感じでした。

そして、わが弦楽アンサンブルの場合・・・
ビオラパートはやっぱりよく食べてました!!!
(結局、私がよく食べるってことなのでしょうか・・・。)
とてもおいしい中華料理でした。
とても楽しい忘年会でした。

また来年もがんばります。

魂柱製作

基本的に、魂柱は自分で作ります。
市販の魂柱もありますが、自分で作るメリットがいくつかあるからです。

①繊維のまっすぐな魂柱をつくることができる
②任意の太さに作ることができる
③古い材を使った魂柱を作ることができる
④色々な性質の材を選んで作ることができる

やはり市販の魂柱よりも自由度が高いといったところが自作のメリットでしょう。
(と言いつつ、実は「自分で作りたい」という単純な欲求だったりもするのですが・・・)

で、写真にあるチェロの魂柱、ちょっと面白い材木から作ったんです。

15年ほど前の話になります。
当時、私はクレモナに住んでいました。
まだイタリアに渡って間もないころで、楽器を作りたいのだけど、
そのための材木を持っていない、という状況でした。
楽器の材木は、最低でも数年間乾燥させなければならないと言われています。
(これは、もっと短期間でも良いという意見もあります)
そこで、すぐに使えるできるだけ古い材木はないかと探しました。
そして知人に教えてもらった、以前は楽器用材を取り扱っていたが
今はしていないという材木屋さん、というか木工所のようなところに行きまして、
倉庫に眠る埃まみれのヴァイオリン用材をいくつか購入したのです。
上の写真にあるチェロの魂柱は、そんな材木の一つから製作しました。

で、この材木屋さん。
なんでも、あとで聞いた友人の話よれば、
その昔、ポー川(クレモナの近くを流れる川)の氾濫で水没したことがあるとか。
もちろんヴァイオリン用材も水に浸かったと・・・

さて、ここでストラディヴァリウスの音の秘密にまつわる一説をご紹介しましょう。

『ストラディヴァリウスが作った楽器の音が良いのは、
使っている材木がポー川で運ばれ来ていたからだ!!』

というものです。

どういうことかというと、
現代のような輸送手段のない時代、材木は川に直接浮かべて運搬していました。
その過程で、当然材木は川の水をたっぷりと吸い込みます。
そして川の水に含まれる成分が、楽器としての材木の性質を良くした、という説です。

つまり!

この魂柱もポー川の恩恵を受けているかもしれないということなのです!!






はたして、本当にこの魂柱で使われた材木がポー川に浸かったのか、
本当にポー川の水質が材木の性質を良くするのか、私にはわかりません。
ただ、真偽のほどは置いておいて、こういう話はとても面白いなぁと思う次第です。

えっ!?
なぜヴァイオリン用材からヴァイオリンではなくて、チェロの魂柱を作ったか、ですか?
そ、それは・・・ゲフン、ゴホン。

ではまた、機会のある時に、実際に楽器にこの魂柱を入れたレポートもできたら良いなと思います。

お楽しみに!

 

 

 

The Strad 弦楽器専門誌

 

知る人ぞ知る、弦楽器専門誌「The Strad」。
皆さんはご存知でしょうか。

イギリスの月間誌で、創刊はなんと1890年!
127年前から続いている雑誌なのですが、
日本ではあまり知られていないかもしれませんね。

この雑誌の名前「The Strad」は、
もちろん、あのStradivariからとられたものです。
その名の通り、いわゆるクラシック音楽情報誌でありますが、
弦楽器(擦弦楽器)に特化した雑誌です。
掲載されている記事の内容は多岐に渡ります。
演奏家を対象とした演奏技法の記事や、
クラシック音楽愛好家を対象とした演奏会や新しいCDの情報、
楽譜、演奏家のインタビュー、そして我々職人向けの技術レポートや、
名器の写真、データなどなど、とても興味深い内容の雑誌になっています。

でも、当たり前ですが全文、英語。

記事を精読するには、辞書が欠かせません。
それでも、普段一人で仕事をしている身には
貴重な情報がたくさん詰まっていますし、
なにより面白いので、私は定期購読をしています。

弦楽器が好きな方でしたら、是非ご一読をオススメします。

直接、出版社のショップ(コチラ)から購入、定期購読の申し込みができます。
今は電子版もあるので、人によってはそちらが良いかもしれません。
雑誌の方は時々端っこが傷んだものが届くこともありますし、
電子版のほうがかなり割安です。
日本では、紀伊国屋書店のウェブストアで取り扱いがあるようです。

今後、こちらのブログで面白い記事を紹介出来たらと思っています。
いや、実はこの前の11月号に、
ちょっと個人的にショックを受ける記事が載ってたんです。。。

ではまた今度、お楽しみに!

年末年始のお休み

2017年も残り少なくなってきました。
あと、2週間ほどで今年も終わるんですね・・・

さて、年末年始の休業期間のお知らせです。
12/29~1/3の間、お休みをいただきます。
年明けは、1/4より通常営業です。
詳しくはアクセスページの「営業日のお知らせ」をご確認ください。
工房の外に出かけていることも多いので、
工房にお越しの際は、あらかじめご連絡いただければ幸いです。

ここ数日はぐっと冷え込みも厳しくなってきました。
どうぞ皆様もお元気で、良いお年をお迎えください。

幸せな時間でした

こんにちは まめこ です。

先週末、藤原秀章さんのチェロリサイタルに行ってきました。
藤原秀章さんは現在東京芸術大学の大学院に在籍されています。
2016年に行われた第12回ビバホールチェロコンクール1位に輝き、
その受賞記念のリサイタルでした。

藤原さんに初めてお会いしたのは、職人仲間の松上さんの結婚式でした。
披露宴で伸夫さんの楽器を弾いてくださったのです。
間近で素敵な演奏を聞かせてもらって本当に感激しました。
あまりのかっこよさに、息子はしばらくチェロにはまってました。
   
      

我が家ではチェロと言えば藤原さん。
その藤原さんのリサイタルがあるというので、楽しみに聴きに行きました。

いい音楽に包まれて幸せな2時間でした。

プログラムが終わって、最後に藤原さんがご挨拶されました。
演奏中の緊張感のある表情から、ほっとした表情になって、
今の気持ちを素直に話される姿がとてもさわやかでした。

帰りにロビーでご挨拶。
息子は一緒に写真をとってもらいました。
今後のご活躍がとても楽しみです。